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大相撲名古屋場所2日目 横綱 照ノ富士は2連勝 大の里は2連敗

大相撲名古屋場所は2日目、横綱 照ノ富士は前頭筆頭の明生を退けて2連勝としました。

名古屋場所は2日目を迎え、横綱 照ノ富士は過去2連敗中の明生と対戦しました。

照ノ富士は立ち合いで腕を抱え込むようにして明生の体を起こすと、持ち前のパワーを生かして一気に寄り切り、2連勝としました。

新関脇 大の里は、関脇経験者の若元春との一番に臨みました。大の里は持ち味の馬力で若元春を土俵際まで追い詰めましたが、左腕を差し込まれて攻め返され、「押し倒し」で2連敗となりました。

いずれも初日に敗れた大関陣3人は、琴櫻が、過去4戦負けなしの熱海富士に、貴景勝は、小結 大栄翔に、豊昇龍は、新小結 平戸海に、それぞれ勝って連敗はしませんでした。

力士談話

初日から2連勝とした横綱 照ノ富士は「久しぶりに当たれた。意識はしていたのでよかった。まだ13番あるので一日一日悪いところを直して、いいところは伸ばしていけたらいい」と振り返りました。

2場所連続優勝がかかる新関脇の大の里は、初日から2連敗となり「きのうよりは前に攻めたが、相手の形にしてしまった。あと13日あるので、集中して頑張りたい」と落ち着いて話していました。

大の里に勝った若元春は「きょうの勝ちはたまたま拾った。立ち合いが全然だめで土俵際まで押し込まれたがここまで培ってきたことが出て何とか首の皮一枚の差で勝った」と冷静に振り返りました。

角番の大関 貴景勝は、初白星について「一生懸命やっていた。あまり覚えていない。また切り替えて、あしたに向かってやっていく」と淡々と話していました。

大関 豊昇龍は、今場所初勝利について「親方から先にまわしを取ってもっと激しくいくように言われたので思い切ってやった。去年の名古屋場所で優勝したことは気にしないで、験がいい場所という思いで頑張りたい」と力強く話していました。

大関 琴櫻は、前頭筆頭の熱海富士に勝って初白星を挙げ「内容がいいとは言えないが、落ち着いていけたのがよかった。一日一番集中してやるだけだ」と話していました。

中入り後の勝敗

十両の阿武剋に輝は、阿武剋が「突き落とし」で勝ちました。

武将山に錦富士は、武将山が「押し出し」。

返り入幕の若隆景は、狼雅に「押し出し」で勝って今場所初白星を挙げました。

宝富士に遠藤は、遠藤が「送り出し」。

北勝富士に朝乃山は、朝乃山が「寄り切り」。

錦木に美ノ海は、美ノ海が「寄り切り」。

一山本に正代は、一山本が「押し出し」で勝ちました。

玉鷲に翠富士は、玉鷲が「寄り倒し」。

欧勝馬に竜電は、欧勝馬が「はたき込み」。

佐田の海に金峰山は、佐田の海が「寄り切り」。

琴勝峰に隆の勝は、行司軍配差し違えで琴勝峰が「突き落とし」で勝ちました。

湘南乃海に王鵬は、湘南乃海が「押し出し」。

阿武咲に翔猿は、翔猿が「押し出し」。

豪ノ山に宇良は、宇良が「寄り切り」。

高安は胸のけがのため2日目から休場し、阿炎は不戦勝となりました。

御嶽海に霧島は、霧島が「寄り切り」。

先場所優勝した大の里は、若元春に「押し倒し」で敗れて2連敗となりました。

熱海富士に大関 琴櫻は、琴櫻が「寄り切り」。

角番の大関 貴景勝に大栄翔は、貴景勝が「はたき込み」。

大関 豊昇龍に平戸海は、豊昇龍が「押し出し」。

横綱 照ノ富士は、明生に「寄り切り」で勝って初日から2連勝としました。
07/15 21:25
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