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大相撲 炎鵬が7場所ぶりに復帰 「相撲にすべてをかけたい」

大相撲の幕内経験者で首のけがで休場していた炎鵬が、名古屋場所2日目の15日、7場所ぶりに復帰しました。取組では敗れたものの、「先は長いと思うが、相撲が好きなので、すべてをかけたい」と今後への思いを語りました。

伊勢ヶ濱部屋の炎鵬は金沢市出身の29歳。身長1メートル67センチと小柄ながら動きのよさと多彩な技で番付を上げ、技能賞も獲得したことがある人気力士です。

十両だった去年の夏場所で首のけがのため途中休場したあと、先場所まで休場が続いていましたが、名古屋場所は西の序ノ口13枚目として迎え、2日目の15日、7場所ぶりの土俵に上がりました。

取組では境川部屋の清水海と対戦し、上手出し投げで敗れ、復帰初戦は黒星となりました。

取組のあと、炎鵬は「きょうという日までやってきたことをまっすぐ見せようと気合いを入れていった。ちょっと高ぶってしまった」と振り返りました。

また、一時寝たきりになるほどの首のけがからリハビリを経て復帰した思いを聞かれると、「ことばにならないが、感謝しかない」と、涙を浮かべながら話していました。

そして「自分は相撲がなかったら今はない。先は長いと思うが、相撲が好きなので、相撲にすべてをかけたい」と今後への思いを語りました。
07/15 13:56
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