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サッカー日本代表 森保監督が能登半島地震の被災者と交流 石川
サッカー日本代表の森保一監督が14日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市を訪れ、被災した人たちと交流しました。
森保監督は日本サッカー協会などが珠洲市の中学校で開いたイベントに登場し、拍手で迎えられました。
そして「不自由な生活でストレスがたまっているかもしれないので、一緒に体を動かして楽しみましょう」とあいさつしました。
イベントでは、走ることや接触することが反則となる「ウォーキングフットボール」と呼ばれるサッカーが行われました。
森保監督は、子どもから高齢者まで、被災したさまざまな年代の人たちとプレーし、得点が入ると一緒にゴールパフォーマンスをするなどして盛り上げていました。
また、イベントの合間には、参加した人たちに声をかけたり握手をしたりして交流していました。
森保監督とプレーした中学生は「シュートを決めたら『ナイス』と言ってくれました。アドバイスもしてくれて楽しかったです」と話していました。
森保監督は「被災地に来てみると想像以上に悲惨な状況で、簡単に励ませるようなレベルの災害ではないと感じました。被災地に常に心を寄り添わせてエールを送りたいし、苦しくなった時は『サッカー選手も頑張っているんだ』と思い出してもらいながら、勇気を出して1歩1歩前進してもらいたいです」と話していました。
07/14 18:01