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クスリのアオキ 社長ら解任求める株主提案へ 香港投資ファンド
投資先の企業に積極的に経営改革を求める「アクティビスト」として知られる香港の投資ファンドは、ドラッグストアを展開する「クスリのアオキホールディングス」に対し、社長や副社長らの解任を求める株主提案を行うと発表しました。
香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」は「クスリのアオキホールディングス」の株式のおよそ9.7％を保有する株主です。
発表によりますとこの投資ファンドは、会社が来月にも予定する株主総会で、青木宏憲社長や青木孝憲副社長らの解任を求める株主提案を行うとしています。
解任を求める理由について、創業家出身の社長や副社長に対し、自社株を購入する権利「ストックオプション」を有利な価格で発行するなど、ガバナンス上の懸念があるためとしています。
また投資ファンドは、社長と副社長に対し、このストックオプションの発行で会社に損害を与えたとして、およそ72億円の賠償を求める株主代表訴訟も起こしたということです。
クスリのアオキホールディングスは「オアシスの発表内容を十分に確認できていないので、コメントは差し控える。ストックオプションの価格は、第三者機関が算出したもので、客観的な分析に基づくものだ」としています。
07/12 18:44