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バイデン大統領 停戦と人質解放「溝はまだあるが交渉進展も」

イスラエルとイスラム組織ハマスの間で続く停戦と人質解放に向けた交渉について、アメリカのバイデン大統領は11日、「埋めるべき溝はまだあるが、進展がみられる」と述べ、合意に向け期待を示しました。

アメリカのバイデン大統領は11日、首都ワシントンで記者会見を行いました。

この中で、バイデン大統領はイスラエルとハマスの間で続く停戦と人質解放に向けた交渉について「双方は大枠では一致している。だから私は詳細を詰めるためにチームを中東に派遣した」と述べました。

そのうえで「交渉は困難で複雑だ。まだ埋めるべき溝がある。ただ、進展がみられる。前向きな傾向だ」と述べ、合意に向け、期待を示しました。

そしてバイデン大統領は「私は交渉をまとめ、この戦争を終結させることを固く決心している。この戦争は今すぐ終わらせなければならない」と述べ、即時停戦を改めて訴えました。

ロイター通信は、アメリカのCIA=中央情報局のバーンズ長官などが今週、中東を訪れ、関係国の高官などと交渉をめぐって協議したと伝えていて、具体的な進展につながるか注目されます。
07/12 14:42
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