2020年06月15日
地元愛がないわけじゃない。もし、WEBで説明会をしてくれたら、希望の職が地元にもあったら、もう少し給料が高かったら、地元で働くかもしれない。
地元就職希望者の割合が年々下がっていく中、就活生が考えた、地元就職希望者を増やすアイデア、いかがでしょうか?
就職情報会社マイナビが行った「2021年卒大学生Uターン・地元就職に関する調査」(調査期間:3月18日~4月6日、21年卒の大学生・大学院生7,263人が回答)で「あなたの地元で、地元(Uターン含む)就職を希望する人を増やすためのアイデア」を自由記入で尋ねたところ、全国から2000件以上のアイデアが寄せられた。
そのうち40文字以上の記述753件を分類したところ、主に
▽地元企業について知る機会(330件)
▽金銭的支援(185件)
▽働く環境、交通などの環境(238件)
に分かれた。それぞれの中身を見てみると、地元就職者を増やすための共通項が浮かび上がってくる。
▼地元企業について知る機会
地元を離れ、県外の大学に進学した学生にとって、一番のネックになっているのが情報の少なさ。
青森県出身で、現在和洋女子大学に通う学生は「あまりにも東北地方の企業の情報が少なすぎます」と嘆く。
この課題に対しては交通費と移動時間がかからないwebセミナーを積極的に取り入れるべきだとした意見が目立った。
東京都ではあるが島の出身という学生からは、
という切実な願いも。
また、地元企業の合同説明会を都会でまとめて開いて欲しいという意見も多かった。
合同説明会が地元開催の場合は交通費がかかることから、
という要望も。時期については、帰省する人が多い夏休みや、1月開催などを提案している人がいた。
さらに、地方の企業ではまだまだ実施が少ない、インターンシップをもっとすべきという意見もあった。
全体として、地元企業のまとまった情報が得づらいことに対しては、
といったアイデアも。
また、Uターン、Iターン就職では、実際に働いた時のイメージが浮かびにくいため、
と、リアルな声を聞く機会を提案する人も多かった。
地元の企業を知るには、就活の段階では遅いと指摘する人も。
最後に、こんなユニークな意見もご紹介。
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