日々難題を克服し日々情熱を持ち続けた

イチロー

野球

はじめから天才ではなかった。
ドラフトは4位でオリックスに入団。

「自分がやると決めたことを信じてやっていく」

決して努力をやめなかった。
そうして積み重ねた数々の「記録」。

「結果を残すために人より頑張ったとは言えないが、自分なりに頑張ってきたとはっきり言える」

現役最後の試合となった2019年3月21日、東京ドーム。
試合後、ゆっくりとグラウンドを1周し、立ち上がって拍手をおくるファンに何度も手をあげて応えた。

「孤独を感じて苦しんだことは多々あったが、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思う。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然だが、エネルギーのある、元気な時にそれに立ち向かっていく。人として重要なことなのではないかと感じている」

9月14日、シアトルでセレモニーが行われた。

「誇れることは、2001年の最初から2019年の最後まで、日々の難題を克服し、日々情熱を持ち続けられたこと」
「毎日、同じ情熱を持って自分の仕事に取り組まなければなりません。
これこそが各自のパフォーマンスを上げること、そして試合に来てくださるファンの皆さんへの最高の贈り物になります」

野球