気温きおんが高たかくなると、「熱中症ねっちゅうしょう」になる人ひとが多おおくなります。熱中症ねっちゅうしょうになると、頭あたまが痛いたくなったり、めまいや吐はき気けがしたりします。亡なくなることもあります。

１．外そとに出でるとき

暑あつい日ひに外そとに出でるときは、涼すずしくて汗あせを吸すいやすい服ふくを着きるようにしてください。帽子ぼうしや日傘ひがさを使つかうと、涼すずしくなります。そして、のどが渇かわいていなくても水みずを飲のんで、たくさん汗あせが出でたときには塩分えんぶんを取とってください。

２．家いえにいるとき

気温きおんや湿度しつどが高たかいと、家いえの中なかでも熱中症ねっちゅうしょうになることがあります。熱中症ねっちゅうしょうで亡なくなった人ひとの８０％が家いえの中なかで具合ぐあいが悪わるくなったというデータがあります。家いえにいるときは、エアコンや扇風機せんぷうきを使つかって涼すずしくしましょう。窓まどにはカーテンやすだれをかけて、部屋へやに入はいる太陽たいようの光ひかりを弱よわくしましょう。

３．熱中症ねっちゅうしょうになったとき

熱中症ねっちゅうしょうのようになった人ひとがいたら、涼すずしい場所ばしょに連つれて行いって寝ねかせましょう。そして、首くびやわきの下したなどを冷つめたい物もので冷ひやしたり、うちわなどで涼すずしくしたりします。それから、少すこしずつ水みずなどを飲のませてください。名前なまえを呼よんでも答こたえることができないときなどは、すぐに病院びょういんに連つれて行いきましょう。

４．子こどもとお年寄としよりは特とくに気きをつける

子こどもは背せが低ひくくて、熱あつい地面じめんに近ちかい所ところにいるため、大人おとなより３℃以上いじょう暑あつく感かんじると言いわれています。ベビーカーに乗のっている赤あかちゃんはもっと地面じめんに近ちかいため、もっと暑あついです。お年寄としよりは、暑あつさやのどが渇かわいていることを感かんじにくいため、体からだの水分すいぶんが足たりなくなっても自分じぶんではわからないことがあります。子こどもやお年寄としよりが水みずがほしいと言いわなくても、必要ひつようだと思おもったら家族かぞくが飲のませるようにしましょう。

５．熱中症ねっちゅうしょうになりやすい気温きおんと時間じかん

東京消防庁とうきょうしょうぼうちょうによると、気温きおんが２８℃以上いじょうになると、熱中症ねっちゅうしょうで病院びょういんに運はこばれる人ひとが増ふえます。２５℃ぐらいでも、湿度しつどが高たかいと熱中症ねっちゅうしょうになることがあります。熱中症ねっちゅうしょうで病院びょういんに運はこばれた人ひとの２５％は、夜よるや朝あさに運はこばれています。夜よるや朝あさでも、気温きおんがあまり下さがらないときは、エアコンや扇風機せんぷうきなどを使つかうようにしましょう。

６．天気予報てんきよほうを調しらべる

気象庁きしょうちょうは、気温きおんや湿度しつどなどがとても高たかくなりそうなときに「熱中症警戒ねっちゅうしょうけいかいアラート」を出だして、熱中症ねっちゅうしょうに気きをつけるように言いいます。テレビやインターネットの天気予報てんきよほうなどを見みて、熱中症ねっちゅうしょうにならないようにしましょう。