動物どうぶつをいじめる事件じけん　10年ねんの間あいだに4倍ばいぐらいに増ふえた

ペットなどの動物どうぶつをいじめる事件じけんが増ふえています。去年きょねん、警察けいさつが飼かい主ぬしなどの容疑者ようぎしゃを見みつけた事件じけんは、前まえの年としより15件けん多おおい181件けんありました。今いままででいちばん多おおくて、10年ねんの間あいだに4倍ばいぐらいに増ふえました。

猫ねこが97件けんでいちばん多おおくて、犬いぬが65件けんでした。にわとりやハムスターなどの事件じけんもありました。犬いぬと猫ねこの事件じけんでは、捨すてたり殺ころしたりすることが多おおくて、えさをあげないことや汚きたない場所ばしょで飼かっていることもありました。農場のうじょうで働はたらいていた人ひとが、牛うしを蹴けっていじめて、ビデオを撮とってSNSに出だした事件じけんもありました。

動物どうぶつの事件じけんに詳くわしい 弁護士べんごしは「人ひとの社会しゃかいには、弱よわい人ひとが攻撃こうげきを受うけやすいという問題もんだいがあります。小ちいさくて弱よわい動物どうぶつが被害ひがいを受うけやすいのは、この問題もんだいと関係かんけいがあると思おもいます」と話はなしています。