消防団の人は、いつもは別の仕事をしていますが、近くで火事や災害が起こったら、火を消したり町の人を助けたりします。
能登半島地震では、石川県輪島市や珠洲市で約600人が消防団の活動をしました。津波から避難するのを手伝ったり、壊れた家から人を助けたりしました。いつもは行わない道の修理や町のパトロールもしました。
しかし、最近は消防団に入る人が少なくなっています。総務省によると、1954年には約202万人が消防団に入っていましたが、去年は約76万人でした。
松本総務大臣は6日、「能登半島地震で多くの人が消防団はとても大切だと感じたと思います」と話しました。そして、災害が起こったときのために、消防団の人を増やすように日本中の市や町などに言いました。
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