石川県いしかわけん珠洲市すずしの緑丘中学校みどりがおかちゅうがっこうは、能登半島地震のとはんとうじしんで被害ひがいを受うけた人ひとたちの避難所ひなんじょになっています。今いまも130人にんぐらいが体育館たいいくかんなどで生活せいかつしていますが、別べつの場所ばしょに避難ひなんする人ひとが増ふえました。このため中学校ちゅうがっこうは、22日にちから授業じゅぎょうを始はじめました。

始業式しぎょうしきで教頭きょうとう先生せんせいは「誰だれも経験けいけんしたことがない大おおきな地震じしんでした。みんな本当ほんとうによく頑張がんばりました」と話はなしました。

そのあと、生徒せいとたちは久ひさしぶりに教室きょうしつで授業じゅぎょうを受うけました。この中学校ちゅうがっこうの生徒せいとは約やく150人にんです。多おおくの生徒せいとが金沢市かなざわしに避難ひなんしているため、22日にちに学校がっこうに来きたのは35人にんでした。学校がっこうに来くることができない生徒せいとのために、オンラインでも授業じゅぎょうを行おこなっています。

珠洲市すずしでは、11ある小学校しょうがっこうと中学校ちゅうがっこうが全部ぜんぶ始はじまりました。しかし、ほかの市しや町まちには、まだ授業じゅぎょうを始はじめることができない学校がっこうがあります。