アメリカ経済 堅調の裏側で

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FRB(連邦準備制度理事会)が高い金利水準を維持する中でも、堅調な成長で強さを見せるアメリカ経済。一方で、いま社会問題となっているのがホームレスが増加です。その数は過去最多といわれています。

バイデン大統領は3月の一般教書演説で、家賃の引き下げに向けて手ごろな価格の住宅の建設を支援していく考えを強調しています。しかし、金利が高いままでは住宅の購入がしづらく、結果として賃貸の需要が高まり、家賃の高騰を招く悪循環に陥っています。大統領選挙も控え、アメリカでは住宅の問題への関心がさらに高まりそうです。