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看取り(8件)の放送記録

新しい記録から見る
2021年9月16日(木)

家族と“悔いなく”別れたい 多様化する葬送

核家族化や経済的理由などから、葬儀の簡素化が進んできた現代。いま、その流れに逆行するかのような動きが広がっている。遺骨になった後でも葬儀を執り行う「骨葬」や「再葬」。各地の寺が始めたところ、「葬儀をやり直したい」という遺族からの依頼が相次ぐ。さらに、故人を自宅で1週間かけて見送る「自宅葬」にも注目が集まっている。コロナ禍で十分な見舞いもできずに身内を亡くした遺族は、住 ...

2021年4月28日(水)

コロナ重症者病棟 家族たちの葛藤

感染力が強い変異したウイルスによって、感染者も重症者も増加している。そうした中、患者本人だけでなく、その生死を見守る家族たちも厳しい日々を送っている。病院で面会できず、ひたすら自宅で電話を待つ日々。状況が刻々と変わるなかで、薬は?治療方針は?人工呼吸器をつけるか?家族は重い現実に向き合わなければならない。さらに、最期の時間をともに過ごすこともできないのだ。私たちが備え ...

2021年4月8日(木)

橋田壽賀子 脚本家として生きる

「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」など数多くの国民的ドラマを手がけてきた脚本家の橋田寿賀子さん。生前、NHKのカメラに繰り返し語っていたのは、「生きる意味」だった。そしてコロナ禍で感じたことを新たなドラマにしたいとの情熱も持ち続けていた。「市井の人々の日常にこそ、ドラマがある」と取材を重ね、脚本を書き続けてきた人生。晩年の橋田さんを記録した独自映像や、最期をみとった泉 ...

2021年1月5日(火)

コロナ重症者病棟 パンデミック下の年末年始

“第3波”の感染拡大が続く中で迎えた年末年始。最前線の重症者病棟がある医療現場では、異例の事態が続いていた。そもそも冬は急病患者も多く、例年医療態勢はひっ迫する傾向にある。年末年始は多くの人員を配置して対応するものの、綱渡りの状態が続いていた。そして連日のように行われる“看取り”。さらに、医療スタッフたちは、1年近くプライベートを制限しながら闘い続けている。先の見えな ...

2020年5月19日(火)

新型コロナ 遺族からあなたへ

「今も母が亡くなったことを近所はおろか親族にも隠しています・・・」。1か月あまり前に新型コロナウイルスに母親を奪われた女性はカメラの前でこう語った。私たちが見つめたのは大切な人を看取ることもできず深く傷ついた遺族たちの“その後”。彼らは何に苦しみ、何を生きる支えにして日々を過ごしているのか。その声に耳を傾け、未知の感染症と長期的に向き合っていく上で求められる社会や心の ...

2020年2月27日(木)

60代の孤独死 団地の片隅で ~外国人労働者の末路~

団地で孤独死が起きていると聞くと、高齢者問題だと誰もが思うだろう。しかし今、団地で起きているのは、外国人労働者の孤独死だ。数年のデカセギのつもりで来日した人たちが日本での暮らしが長くなり、母国とのつながりをなくしてしまう実態が明らかになってきた。30年前、一番早く来日したブラジル人の労働者たちが相次いで孤独死した団地でその人たちの人生をたどり、今、何が必要か考える。

2020年2月12日(水)

密着半年 野村克也さん 最期のメッセージ

妻・沙知代さんを亡くし、「早く死にたい」と話しながら、それでも前を向いて努力する野村克也さんの日々を半年にわたってカメラが記録してきた。取材陣に、ハッとする言葉を常に発していた野村さん。若いディレクターに語ったのは「若いのだから先だけを見すえて成功だけを考えて生きなさい」「失敗と書いて”成長”と読む」という言葉だった。 貧しい家庭に生まれた野村さんは、立ちはだかる困 ...

2019年4月17日(水)

死にざま指南 看護師僧侶が説く

自宅で最期を迎えたいと望んでも、実際には多くの人が病院で亡くなる日本。今、自然な最期を迎える方法を説く女性が共感を集めている。看護師であり僧侶でもある玉置妙憂さん(53)。夫を看取った体験から臨床宗教師となり、死の間際、肉体と心に起きる変化の詳細や自宅での看取りに必要な準備などを指南している。さらに、アジアで「死の質・QOD」が最も高いとされる先進地・台湾を取材。死は ...