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虐待(24件)の放送記録

新しい記録から見る
2024年3月13日(水)

“教育虐待” その教育は誰のため?

「成績が悪いと子どもをどなる」 「睡眠時間を削って勉強させる」 教育のためによかれと思った言動、実は「教育虐待」かもしれません。教育虐待とは、子どもの心や身体が耐えられる限度を超えて教育を強制すること。佐賀で起きた元大学生の両親殺害事件では、背景に教育虐待があったと裁判で専門家が証言し注目を集めました。受験などが過度に競争的と指摘される日本。どうすれば教育虐待を防 ...

2023年7月11日(火)

その「一言」が将来を変える!?最新研究・言葉のリスクと可能性

しつけや教育のつもりで口にする言葉。実は、使い方を誤ると脳の発達など、子どもの将来に大きな影響を与えるおそれがあることが、最新研究から浮かび上がってきました。米・ハーバード大学が研究する言葉の暴力によって低下する“脳の機能”、そして、“影響を受けやすい年齢”とは?一方、「たたかない・どならない子育て」として世界30か国以上に広がるプログラムも取材。子どもの成長を支える ...

2023年6月27日(火)

精神科病院でなにが… 追跡・滝山病院事件

ことし2月、東京・八王子市の精神科病院「滝山病院」で発覚した、患者への虐待事件。看護師ら5人が逮捕や書類送検されました。東京都から改善命令が出され、病院側から再発防止策が示されるも、今、次々と患者の家族らが声をあげ始めています。私たちは家族からカルテを入手。専門家や病院関係者への取材から、不適切な治療が行われていた可能性が浮かび上がってきました。精神科病院で何が起きて ...

2021年5月6日(木)

親を捨ててもいいですか? 虐待・束縛をこえて

親を捨てたい…。近年、親との絶縁をテーマにした書籍の出版が相次ぎ、話題を呼んでいる。介護や葬儀の代行サービスにも関心が集まり、ある事業者には40~50代の子供世代からの問い合わせが相次いでいる。取材で浮かび上がったのは、過去に親から虐待や束縛を受けた人々が年齢を重ね親の介護に直面する現実。過去の辛い記憶が蘇るなか「親を大切に」との社会通念に苦悩する当事者たちの声ととも ...

2020年2月26日(水)

「虐待後」を生きる ~癒えない“心の傷”~

いま“虐待後”を生きる若者たち=「虐待サバイバー」という言葉が注目を集めている。ひきこもりや自殺未遂‥。大人になっても心に刻まれた傷が癒えず、社会から孤立するケースが後を絶たないのだ。今回、虐待後を生きる若者たちの日常に密着、彼らがいったい何を抱えて生きているのか取材した。今月発表された虐待の通告件数(2019年)は過去最悪を更新(9万7千人 警察庁)。国も4月から虐 ...

2019年11月26日(火)

虐待 親たちの“再出発” ~カウンセリングの現場から~

虐待で年間50人を超える子供の命が失われている。どうしたら虐待を減らすことができるのか。親へのカウンセリングを行う現場の記録から考える。虐待した親たちが駆け込むカウンセラーがいる。200人以上と対話を重ねてきた心理カウンセラーの松林三樹夫さんだ。松林さんは、親たちが心の内に何を抱え虐待するのか、どう怒りの根源をひもとくのか・・・時間をかけて、ひとつずつ前に進む手助けを ...

2019年6月4日(火)

介護施設“虐待死”はなぜ?

先月末、品川区の有料老人ホームで82歳の入所者を虐待し死亡させたとして元職員の男が逮捕された。男は、職を転々とした後、この施設で宿直勤務を任されていた。今、介護施設での「虐待」は、過去最多の510件にのぼり死亡事例も相次ぐ。各地の施設で働いていた職員たちの告白を取材し、虐待を防止しようと行われる研修や職員のケアにも密着。“いのちの担い手”となる介護の現場に何が求められ ...

2017年7月20日(木)

知られざる“虐待入院” ~全国調査・子どもたちがなぜ~

親からの虐待が原因で入院した子どもが、元気になった後も施設などに入れず、入院を続ける“虐待入院”。NHKの取材では、こうしたケースが全国の病院で相次いでいることが明らかになった。子どもたちはなぜ退院できないのか。“虐待入院”が子どもたちの心身にどのような影響を及ぼすのか。知られざる実態に迫り、“虐待入院”を減らすために何が求められているのかを考える。

2013年10月9日(水)

父子家庭 急増の陰で ~虐待死事件の波紋~

先月、父子家庭が抱える課題の一端が浮き彫りになる事件が起きた。東京・江東区の4人の子どもを抱える45歳の無職の父親が、5歳の長男を虐待の上、死に追いやったのだ。男は4年前、勤めていた建設会社が倒産し失職。1年前に妻と離婚し4人の子どもを引き取り育てていたさなかに起きた事件だった。毎日、手作りの弁当を作るなど「子育てに熱心」だったという父親。一方で、地域住民とのつながり ...

2011年12月14日(水)

やさしい虐待 ~良い子の異変の陰で~

勉強が出来て、しつけも行き届いた自慢の子が、突然、学校に通わなくなったり、自室に閉じこもってしまう、いわゆる“よい子の破綻”。原因が分からずに苦しむ親が多い中、研究者がその多くに共通する問題として注目しているのが、親による「やさしい虐待」だ。一般的な児童虐待は、暴力や暴言などで直接子どもを傷つけるものだが、一見こどもにはプラスに思える教育やしつけも過度に押しつけるとこ ...

2010年12月9日(木)

“再虐待”子どもたちを守れるか

子どもへの虐待を禁じた「児童虐待防止法」が施行されて今年で10年になる。社会の児童虐待に関する高まりと共に、児童相談所に寄せられる相談件数も増加の一途をたどり、昨年度は4万4千件を超えている。こうしたなか、いま深刻な問題になっているのが、いったん児童相談所で保護し、親への指導などを行った後に、再び子どもが虐待される「再虐待」が増えていることだ。NHKでは全国すべての児 ...

2010年3月15日(月)

虐待死 どう救う子どもの命

幼児・児童の親による虐待死が相次いでいる。東京江戸川区では小学1年生が父親からの暴行の末に死亡、埼玉蕨市では4歳児が十分な食事を与えられず衰弱、奈良桜井市でも5歳児が食事を与えられずに餓死した。5年前、児童福祉法が改正され虐待の恐れがある子どもの相談・保護体制は強化されたはずだった。しかし、そこに関わる児童相談所、区の専門機関、乳幼児健診担当者、学校などは、虐待のサイ ...

2008年10月14日(火)

行き場がない 虐待された子供たち

去年の児童虐待が過去最多の4万件を突破する中、保護した子供を受け入れる児童養護施設の多くで、定員一杯・パンク寸前という事態が起きている。職員の手が足りず十分なケアができない、さらには施設内で自傷行為におよぶケースも出るなど問題が山積み。一方、養護施設に入れない子供達は児童相談所内にある「一時保護所」に数ヶ月も留め置かれ、学校に通うこともできないなどの影響が広がっている ...

2007年2月8日(木)

性的虐待 ~子どもをどう救うか~

跡を絶たない児童虐待。身体的虐待、育児放棄に続き、これまで見えにくかったもうひとつの虐待・性的虐待の実態が少しずつ明らかになってきた。児童相談所への相談件数はこの10年で3倍に増えたが、これも氷山の一角と見られている。家族などから虐待を受けた子どもは、「被害を訴えると家庭が壊れる」と口を閉ざし、周囲の無理解も重なって実態が見えにくいためだ。問題を誰にも言えず抱え込むた ...

2006年11月7日(火)

なぜ介護の現場で虐待が

認知症の高齢者が急増する中、その症状を緩和すると期待される「ユニットケア」。去年からこのユニットケアを行う施設で虐待が続いている。ユニットケアでは介護職員の都合を優先した画一的なケアへの反省から、入居者一人一人に即した個別のケアを行う。しかし国が介護報酬の引き上げを見送るなか、ケアの増大に追いつかない職員の数、職員教育の不足が問題となっている。ユニットケアを行う施設の ...

2004年6月10日(木)

イラク人虐待 揺れるアメリカ

イラク人捕虜虐待事件にアメリカ世論が大きく揺れている。戦争支持率は30%台に急落、イラクからの撤兵を求める声も強まっている。 虐待に関与したとされる憲兵部隊7人の兵士の地元では、家族が「少数の兵士による仕業」とする軍に対し「上官の命令に従っただけ」と反論、ブッシュ政権への批判を強めている。その一方で地域住民が7人の兵士を激しく非難する集会を開くなど、事件の波紋は広が ...

2004年2月16日(月)

見過ごされた虐待 中学生がなぜ

中学3年生の息子を虐待し、飢え死にする寸前まで放置したとして、父親とその内縁の妻が逮捕された大阪・岸和田の事件は、中学生も虐待の深刻な被害者になることを浮き彫りにした。 全国の児童相談所に寄せられる中高生の虐待の相談件数は全体の10%余りだが、その背後には潜在的な虐待の被害者が数多くいると見られる。 中学生の場合、虐待が不登校や非行といった問題行動に埋もれてしまい ...

2003年7月17日(木)

虐待される高齢者たち

お年寄りが家族から暴力を受けたり、介護が必要なのに放置されたりする高齢者虐待の深刻な実態が、今、明らかになってきた。中には殺人事件にまで至るケースもある。 今年の3月に大規模な実態調査をまとめた群馬県では、介護事業者1100人のうち160人が、虐待と思われるケースに遭遇したと報告。介護保険制度の導入で、ホームヘルパー等が家庭を訪問するようになって、これまで密室に隠れ ...

2001年10月15日(月)

なぜ救えない?多発する児童虐待

我が子を虐待し死亡させた母親が、また一人逮捕された。氏家萌ちゃん(1歳7か月)は、児童相談所に一度は保護されながら、結局救われなかった。増え続ける児童虐待。児童相談所が保護する子どもは、年間4000人を越えている。しかし、保護しても、家庭に戻した後、再び虐待にあうケースが相次いでいる。子どもの命をなぜ救えないのか。番組では、虐待から子どもを守ることの難しさに直面する児 ...

2000年7月17日(月)

なぜ防げなかったのか託児所虐待死

先月27日、神奈川県のある託児所の園長が逮捕された。預かっていた2歳の男の子に暴行を加え、死亡させた疑いだ。この託児所では、以前から子どものケガが相次いでいた。虐待ではないかとの情報が行政機関に寄せられ、調査も行われた。しかし、子どもの命を守ることは出来なかった。番組では、なぜ子どもたちを守ることが出来なかったのか、託児所での虐待事件の検証をする。

1997年2月6日(木)

傷つけられる子供たち ~性的虐待・ある神父の訴え~

性的虐待の容疑でフィリピンで逮捕された日本人の被告。彼は今7人の子どもから訴えられている。先進国の成人男性による子どもへの性的虐待が後を絶たない中で、世界各国で海外で犯した犯罪を帰国してから問われるなど取締を強化する動きが広がっている。子どもたちを救う活動をしてきたフィリピンのシェン・カレン神父。カレン神父の調査を通して子どもへの性的虐待の実態に迫る。