企業や公民館など医療機関以外の場所で行われるインフルエンザなどの予防接種について、厚生労働省はこれまで1か月ほどかかっていた手続きを見直し、医療機関に計画を提出してもらうことで速やかに実施を認めることになりました。
企業や公民館など医療機関以外の場所で予防接種を行うためには、医療機関は届け出を保健所に出す必要があります。
しかし、届け出が認められるまで最大で1か月ほどかかるためインフルエンザなどの感染拡大を防ぐために手続きの迅速化を求める声が上がっていました。
このため、厚生労働省は手続きを見直し、医療機関に企業などで実施する予防接種の計画を保健所に提出してもらうことで速やかに実施を認めることになりました。
厚生労働省は早ければ今月中にも都道府県に新たな通知を出し、全国の自治体や医療機関への周知を図ることにしています。