原子力防災のカギ「屋内退避」 実効性に不安の声も

全国の原子力防災計画は10年前の福島第一原発の事故を踏まえて見直されました。その大きな特徴は「屋内退避」です。無理な避難によって亡くなる人が出た福島の事故を教訓に、原発の半径5キロから30キロの人たちは、被ばくを避けるため、まずは建物の中にとどまる「屋内退避」を行うことになっています。その、原子力防災のカギとなる「屋内退避」。取材を進めると今も実効性に不安があるとの声が聞こえてきました。(おはよう日本・2021年3月22日放送)

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