「代理投票」活用を呼びかけるリーフレットを作成(東京都狛江市)

統一地方選挙を前に、障害者などの投票のサポートに力を入れる東京・狛江市は、投票用紙への記入が難しい場合に利用できる「代理投票」を広げようとリーフレットを作り活用を呼びかけています。

「代理投票」は、障害や病気、けがなどで自分で投票用紙に書くことが難しい場合に、投票所にいる係員に代わりに記入してもらう制度です。

制度は知られていても活用や理解が十分にされていないケースもあることから、障害者などの投票のサポートに力を入れる狛江市は活用を進めるため、新たにリーフレットを作りました。

この中では、投票する本人が誰に投票するか「指さし」か事前に準備したメモで係員に伝えて記入してもらうなど代理投票の流れが詳しく書かれています。

また、原則として家族やヘルパーは投票所の中に入ることはできないものの、本人が不安になる場合には付き添いができることが紹介されています。

リーフレットは狛江市役所で配られているほか、市や総務省のホームページで見ることができるということです。

狛江市は「投票をためらっている人や家族がいたら、このパンフレットを見て、一歩を踏み出してほしい」と話しています。

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