「投票へ行こう!」解説動画を親の会が作成

知的障害がある人が投票する場合の流れや、投票所で受けられるサポートをまとめた動画を狛江市の親の会が作成し、公開しています。

動画は狛江市で知的障害がある子どもを育てる親の会が作った14分ほどのものです。

当事者の協力のもとで行った模擬投票をもとに、投票の受け付けから順を追って「本人投票」と「代理投票」の場合に分けて説明しています。

例えば「代理投票」については、まず投票する本人が受け付けの係に代理投票を願い出るか、事前に準備したメモを渡します。
そのあと投票を支援する役割の職員2人と投票記載台に進み、誰に投票するかを指さす、または候補者名を書いたメモなどを渡して、投票用紙に代理で記入してもらって投票するまでの流れが、わかりやすく紹介されています。

また家族やヘルパーなどの支援者は、原則、投票所内には同伴できないとされていますが、動画では、本人が不安になって投票ができなくなるなどの特別な理由がある場合は認められることなども説明されています。

動画はこれまで、狛江市の職員の研修会や、福祉の作業所などで行われる「模擬投票」の会場などでも上映されてきました。

「狛江市手をつなぐ親の会」の森井道子会長は、(もりい・みちこ)「本人や支援者だけではなく、行政の方々にも参考にしていただき、知的障害者が安心して投票できる環境を社会全体で作ってもらえれば」と話しています。

保護者の会が作成した資料はこちらからダウンロードできます(NHKサイトを離れます)

2022年7月5日放送

【動画】「投票へ行こう!」解説動画を親の会が作成
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このほか狛江市では、障害がある人を投票所でサポートするための独自のマニュアルを市が作成し、公開しています。
マニュアルはこちら(NHKのサイトを離れます)

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