
選挙のとき、よくこういう話を聞きます。
「誰に入れたらいいか、わからない」
確かに知らない人のなかから1人を選ぶというのは難しいことです。
どうしたらお気に入りの人を選べるのでしょうか?
候補者のポスター
選挙がはじまると町中に候補者のポスターがはり出されます。
わずか1枚のポスターでも大事な情報がたくさんあります。
その候補者が一番伝えたいことが書いてあるからです。
そして、とびきりの笑顔。
じっとながめているとどんな人なのか、わかるような気がしませんか?
選挙公報

自宅には、選挙公報という紙が届きます。
候補者が訴えている政策などが詳しく書いてあります。
すべてがわからなくてもかまいません。
自分が「いいな」と感じることを見つけてみましょう。
ネットの情報や街中の演説
インターネットには候補者がもっとたくさんの情報を出していることがあります。
選挙公報で気になった候補者がいたら探してみましょう。
候補者の話を直接聞くこともできます。
駅前などで演説している候補者がいたらちょっと観察してみましょう。
話し方や身ぶり手ぶりでぐっと気持ちが近づくかもしれませんし、
そうならないかもしれません。
何時にどこで演説するか、ネットで発信している人もいるので調べていくこともできます。

見つからなかったら「ましな人」も
それでもお気に入りの人が見つからないということもあるでしょう。
落ち込む必要はありません。
そのときは、一番ましだと思う人を選べばいいのです。
選挙には学校のテストみたいな「正解」はありません。
誰に投票してもいいのです。
自分で考えて選ぶ。それが一番大事なことです。