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11月に和歌山県の知事を決める選挙があります。
和歌山県では、とても大きな地震に どう備えるかが 課題となっています。
近い将来、日本の広い範囲で「南海トラフ巨大地震」という
とても大きな地震が起きるかもしれないといわれています。
南海トラフは、日本に近い海の底に広がっている溝です。
地面と地面が ぶつかって、くぼんだ形になっているのです。
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これが動いてしまったとき、とても大きな地震が起きるといわれています。
南海トラフは静岡県のあたりから
九州の宮崎県のあたりまで広がっています。
地震が起きれば、和歌山県も大きな被害が出るのではないかと
心配されています。
和歌山県は、海に囲まれているのが特徴です。
このため、特に心配されるのが津波の被害です。
南海トラフ巨大地震が起きた場合、
津波がとても早いスピードでやってくることに注意しなければいけません。
もっとも早いところでは、3分で津波がやってくるかもしれません。
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地震での被害が少しでも減るように、準備も進められています。
たとえば、地震が起きたら すぐ逃げられるように、訓練を おこなっています。
また、少しでも地震が起きそうな情報があれば
あらかじめ避難する という訓練もおこなっています。
津波から逃げるための建物も作っています。
そのほか、津波で役所や道路が壊されないように、
海から離れた場所に新しい役場や道路を作ったりもしています。
このように、災害に強い町作りが進められています。
地震・防災対策をどうおこなっていくのかを決めるのにつながるのが今回の選挙です。
和歌山県知事選挙の日程は次の通りです。
11月10日 選挙がはじまります。候補者が決まります。
11月11日から26日 期日前投票ができます。
11月27日 投票日です。知事が決まります。