9月11日に沖縄県の知事を決める選挙があります。
選挙ではどんなことが議論されるのでしょうか?
ポイントは2つあります。
1つは、沖縄にあるアメリカ軍の基地のことです。
もう1つは、経済のことです。
ポイント① アメリカ軍の基地

日本は1945年(昭和20年)に戦争でアメリカなどに負けました。
そのあと1972年(昭和47年)まで、沖縄はアメリカの一部になっていました。
日本に戻ってから、今年でちょうど50年になります。
しかし今も沖縄には、アメリカの軍隊が使う基地がたくさん残っています。
最も大きなニュースになっているのは、普天間基地の問題です。
普天間基地は、大勢の人たちが住んでいる地域の真ん中にあります。
ヘリコプターや航空機が墜落したら大変だと心配されています。
騒音の問題もあります。
日本の政府はこの基地を沖縄県名護市の辺野古の海に移そうとしています。
沖縄県は反対しています。「なぜ沖縄に新しい基地をつくるのか」と言っています。
日本の政府と沖縄県は、この問題のことで、いつももめています。
ポイント② 沖縄の経済
次に経済の話をします。
これまで、沖縄は働く場所が少なく、給料も高くないところだと言われてきました。
最近は、きれいな海やおいしい食事を楽しみに沖縄に旅行する人が増え、県の人たちが以前よりはお金をかせげるようになりました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、仕事がなくなってしまう人も出ています。
アメリカの軍隊が使う基地をどうするのか。沖縄の人たちがもっと豊になるためにはどうするのか。
投票日は9月11日
投票日は9月11日です。期日前投票といって、それより前に投票することもできます。
期日前投票は、8月26日から9月10日までです。
今回の沖縄県知事選挙には、3人が立候補しています。3人がどんな人か、どんなことを話しているか、詳しく知りたいかたはこちらのサイトをみてください(リンクをクリックしてください)