平成最後の日

「平成」地区で「平成」に感謝 岐阜 関

平成と同じ漢字で「へなり」と読む地区のある岐阜県関市の道の駅では平成の時代に感謝しようという「平成まつり」が開かれ、訪れた人たちは「平成」のふた文字をあしらった土産物を買い求めていました。

関市や地元のNPOなどでつくる「ありがとう!平成時代実行委員会」の美濃羽治樹委員長は「平成はたくさんの客につめかけてもらって、経済的にも潤い、地元にとっては大変ありがたかったです」と話していました。

平成の最後に記念撮影

記念写真の出張撮影サービスを運営する会社によりますと、3月下旬から4月末にかけて、家族の記念写真の撮影依頼が相次ぎ、予約は前の年の同じ時期の3倍に達しているということです。
また岡山県倉敷市の写真スタジオには、この1週間で例年の2倍近い、およそ20組の家族が訪れました。

「ありがとう平成」SL列車運行 大井川鉄道

静岡県中部を走る大井川鉄道では4月27日から「ありがとう平成」と書かれたヘッドマークを取り付けたSL列車を大井川鉄道の島田市の新金谷駅と川根本町の千頭駅の間で運行しました。

30日、新金谷駅にはこのSL列車を一目見ようと、地元の人や多くの観光客が訪れ、写真に収めていました。

平成最後のプロ野球 甲子園球場で観戦証明書

プロ野球は30日午後6時から甲子園球場で行われた阪神対広島が唯一のナイトゲームで、入場者全員に無料で平成最後の試合を観戦したという証明書が贈られました。

証明書を受け取った20代の会社員の男性は「証明書がもらえるのできょうの試合を見に来ました。額に入れて飾りたいです」と話していました。

観戦証明書を発行した阪神の球団営業部の大西邦佳次長は「歴史的な日なので、何か記念になるものを贈りたいと企画しました。この証明書を受け取った人には、歴史の証人になってもらいたいです」と話していました。

平成最後の駆け込み婚 料金割引で挙式が人気 神戸

「平成最後の駆け込み婚」と銘打ったこのサービスは、神戸市中央区のウエディング会社が企画したもので、平成のうちに結婚式を挙げると料金が3割程度割り引きになり、会社が所有する神戸 元町の結婚式場では挙式の希望者が去年より3割近く増えたということで、30日も2組のカップルが式を挙げました。

会社によりますと、令和が始まる5月の挙式を希望する人も多いことから、5月1日以降は新たな割り引きサービスを実施するということです。

平成の最後に感謝を叫ぶ 岐阜 可児

岐阜県可児市では感謝の気持ちなど家族に伝えたいことばを大声で叫ぶ催しが行われました。 可児市の県営「花フェスタ記念公園」が毎年、大型連休の期間中に開催しており、ことしは平成最後の日に気持ちを伝えてもらおうと、30日に開かれ、10人余りが参加しました。

テーマは「家族の絆」で、参加者は「平成になっていちばんうれしかったのは、妻や子どもに会えたことです」とか、「パパお仕事頑張って、ママごはんありがとう」などと叫んでいました。

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