佐賀県が飲食店に時短要請へ
1月21日から来月7日
新型コロナ対策

2021年1月18日

佐賀県は新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受け、県内の飲食店などを対象に、1月21日から来月7日まで営業時間の短縮を要請することにしました。すべての期間で要請に応じた店舗には、協力金として72万円を支給することにしています。

これは佐賀県の山口知事が1月18日、県庁で開いた対策本部会議で明らかにしました。

営業時間の短縮要請は「医療環境を守るための非常警戒措置」と位置づけ、対象は佐賀県内の飲食店や喫茶店のほか、バーやスナック、それにカラオケボックスなどの遊興施設のうち、飲食店の営業許可を受けた施設です。

期間は1月21日から来月7日までの18日間となっています。

営業時間は午前5時から午後8時までとし、酒類の提供も午前11時から午後7時までとしています。

すべての期間で要請に応じた店舗には、協力金として1日当たり4万円、合わせて72万円を支給するということです。

会議のあと山口知事は「営業時間の短縮要請は、佐賀県の東部地域が、非常に厳しい状況の福岡県と生活圏が一つなので、ともにやるべきだという結論になった。感染状況がステージ4に近づくとさらに踏み込んだ措置にならざるをえないので、そうしないための一歩手前の措置だ」と述べました。