1都3県「緊急事態行動」
1月8日から要請へ最終調整 外出自粛や時短

2021年1月4日

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を食い止めるため、東京と埼玉、千葉、神奈川の1都3県は、1月8日から1月末まで、「緊急事態行動」として、住民に対して午後8時以降の不要不急の外出自粛や、酒を提供する飲食店に対して午後8時までの営業時間の短縮を要請していく方向で最終調整していることが分かりました。

関係者によりますと、東京と埼玉、千葉、神奈川の1都3県は、政府が緊急事態宣言の発出を検討するなか、その発出を待たずに先んじて首都圏全体で人の流れを徹底的に抑える必要があるとして「緊急事態行動」として強化した対策を行う方向で最終調整していることがわかりました。

具体的には、1月8日から1月末まで
▼住民に対し午後8時以降の不要不急の外出の自粛を求めるほか、
▼酒を提供する飲食店に対し、午後8時までの営業時間の短縮を要請するとしています。

それまでに緊急事態宣言が発出された場合は、前倒しで実施することも検討するということです。

また、
▼事業者に対しては、1都3県ごとに目標を設定してテレワークを徹底するほか、
▼公立学校ではオンライン学習を併用したり、合唱など飛まつが飛ぶ活動を中止したりするとしています。

こうした案について、現在、1都3県で詰めの協議が行われていて、4人の知事が4日夜、テレビ会議を開き、最終的に決定することにしています。