埼玉県
地域限定で飲食店などの営業時間短縮を要請へ

2020年11月30日

新型コロナウイルスの急速な拡大を受けて、埼玉県は対策を強化するため、繁華街のあるさいたま市大宮区、川口市、それに越谷市に絞って酒を提供する飲食店などを対象に12月7日から11日間、営業時間を短縮するよう要請する方針を固めました。

埼玉県は「Go Toイート」の新たな食事券の販売の一時停止や発行済みの食事券などの利用の制限をすでに決めています。

さらに対策を強化するため、埼玉県は過去に感染者の集団=クラスターが発生したり東京に隣接したりする繁華街のある地域に絞って、特別措置法に基づいて、酒を提供する飲食店やカラオケ店に対して、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。

対象はさいたま市大宮区と川口市、それに越谷市で、期間は12月7日から17日までの11日間です。

埼玉県はすべての期間、要請に応じた店に、22万円を協力金として支給する方針で、30日に開く専門家会議で意見を聞いたうえで、最終的に対象地域と期間を決定することにしています。