2022年11月7日
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新型コロナの第8波やインフルエンザとの同時流行が懸念される中、全国知事会はワクチン接種の促進や、検査キットの十分な確保などを国に求める緊急提言をまとめました。
会合で会長を務める鳥取県の平井知事は「新型コロナとの戦いも3年目になったが、現場では第8波を感じている。経済と社会を同時に回しながら住民の健康や命を守らなければならない」と述べました。
そして、知事会としての緊急提言をまとめました。
この中では「新型コロナとインフルエンザの同時流行の可能性が極めて高いという分析もあり、国と地方が一体となって取り組む必要がある」としています。
そのうえで、国に対し
▽オミクロン株に対応したワクチンの希望者への接種を年内に終えるよう取り組むことや
▽インフルエンザワクチンとの同時接種の有効性や安全性を周知すること
それに
▽検査キットの調達に万全を期すことなどを求めています。
全国知事会は、近くこの緊急提言を政府に提出することにしています。