宮城県 “ドライブスルー型”の
発熱外来を臨時開設 毎週日曜に

2022年8月28日

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、宮城県は毎週日曜日に、車に乗ったまま診察や検査ができるドライブスルー型の発熱外来を開設しました。

この発熱外来は、新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関への予約が取りづらくなっている状況を受け、県と仙台市医師会が8月28日から毎週日曜日に臨時に開設しています。

会場は、仙台市中心部の駐車場で検査や診察は、いわゆるドライブスルー方式で行われ、対象は県内に在住している12歳以上で、発熱などといった軽症の症状がある人です。

8月28日は、およそ30人が訪れ、窓越しに抗原検査を受けたあと、医師による診察や処方箋の受け渡しなどが行われました。

この発熱外来を利用するには、受診前日となる毎週土曜日の午前9時から午後3時までに、県の専用ホームページから予約する必要があるということです。

診察を行った仙台市医師会の安藤健二郎会長は、「感染者が急増し、うまく機能していないのは申し訳ないが、これからも休日など医療機関で診療を受けにくい時間帯は、しっかりとカバーしていきたい」と話していました。