北海道 札幌市の飲食店への営業時間の短縮要請 10月14日終了を決定

2021年10月13日

北海道は、10月13日開いた新型コロナウイルスの対策本部会議で、札幌市の飲食店への時短要請などの対策について、10月14日で終了させることを決めました。

一方で、全道に対して引き続き、基本的な感染対策を求めていくことにしています。

道は、これまで「重点地域」になっている札幌市で、感染のリスクを避けられない場合、不要不急の外出や移動を控えることや、飲食店などに営業時間や酒の提供時間の短縮などを要請していました。

しかし、10月13日開いた対策本部会議で、市内の新型コロナウイルスの新規感染者数が減っていることなどから、期限となっている10月14日で「重点地域」としての対策を終了させることにしました。

これに伴い、札幌市以外の市町村に出していた、感染リスクを避けられない場合は札幌市との不要不急の行き来を控えるよう求めた要請なども終了します。

また、11月中に道内すべての市町村で希望者へのワクチン接種が終わる見通しを受け、道の集団接種会場「北海道ワクチン接種センター」を10月21日で終了することも発表しました。

一方で、感染対策の徹底などを条件に道民の道内旅行に限って、旅行代金を割り引く事業「新しい旅のスタイル」は、10月14日から予約と販売を再開します。

さらに札幌を含む全道に対し、外出する場合は混雑している場所や時間を避け少人数で行動することや、飲食は4人以内で短時間の利用とし、会話の際はマスクをつけることなど、基本的な感染対策を引き続き求めていくことにしています。