丸川五輪相 プレーブック違反報道受け
管理体制の強化働きかけ

2021年7月16日

東京オリンピックの関係者が感染防止に必要なルールをまとめた「プレーブック」に違反していると報じられたことを受けて、丸川担当大臣は閣議のあとの記者会見で、早急に管理体制の強化を図るよう組織委員会に働きかけていく考えを示しました。

この中で丸川担当大臣は、東京オリンピックの関係者が感染防止に必要なルールをまとめた「プレーブック」に違反していると報じられたことについて「報道を見て大変驚いた。組織委員会からは宿泊施設と連携しながら監督要員を配置するなど、施設の状況に応じて必要な体制を確保すると報告があった」と述べました。

そのうえで、政府として早急に管理体制の強化を図るよう組織委員会に働きかけていく考えを示しました。

一方、丸川大臣は東京オリンピック・パラリンピックに参加する国や地域の選手団による事前合宿や住民との交流について、予定していた545の自治体のうち現時点で8割にあたる436の自治体が、中止せず受け入れる予定だと説明しました。