岸田首相 年末年始の感染者増加傾向に
緊張感持った対応を指示

2022年1月3日

岸田総理大臣は、総理大臣公邸で後藤厚生労働大臣ら関係閣僚と会談し、年末年始の新型コロナウイルスの感染状況などについて報告を受けたうえで、東京などで新規感染者数が増加傾向になっていることなどを踏まえ、引き続き緊張感を持って対応するよう指示しました。

新型コロナをめぐっては、東京都内の1月3日の新規感染者数が100人を超えたほか、大阪でも70人を超え、新たな変異ウイルス、オミクロン株の市中感染とみられるケースも相次いでいます。

岸田総理大臣は1月3日午後、総理大臣公邸で、後藤厚生労働大臣や山際新型コロナ対策担当大臣ら関係閣僚と会談し、年末年始の感染状況などについて報告を受けました。

この中では、東京、大阪、沖縄などで新規感染者数が増加傾向にあるうえ、感染経路が不明なケースも増えつつあるなどとして、警戒を強めるとともに、医療提供体制の確保などの対策を急ぐべきだといった意見が出されました。

そして、岸田総理大臣は、東京などで新規感染者数が増加傾向になっていることなどを踏まえ、引き続き緊張感を持って対応するよう指示しました。