元日も新型コロナ対応「発熱外来」
当番制で設置 東京 調布

2022年1月1日

年末年始でほとんどの医療機関が休みに入る中、東京 調布市の医師会は「発熱外来」を当番制で設置し、元日も発熱を訴える患者の対応にあたっています。

調布市の医師会は新型コロナウイルスに対応するため、2020年の年末以降、年末年始は市内の医療機関に救急外来のほか「発熱外来」も設け、当番制で診察にあたっています。

元日が当番となったクリニックには、午前中から事前に電話予約した発熱の症状を訴える患者が9人訪れ、医師たちがPCR検査など必要な処置を行っていました。

このクリニックでは、外来患者のうち「救急」と「発熱」の診察時間を分けて対応しているほか、発熱外来に訪れた患者の待機場所を屋外に設けるなど、感染防止対策を徹底しているということです。

診察にあたった山口俊一院長は「昨年末に担当したときよりも発熱で診察に訪れる患者は増えているように感じていて、危機感を持っています。早めの診察、診断が大切なので、気になる症状が出たら早めに受診してください」と話していました。