オミクロン株 国内4人目感染確認
ナイジェリア滞在歴ある男性

2021年12月8日

12月4日に日本に入国した、アフリカのナイジェリアに滞在歴がある男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが新たに確認されました。
日本国内で感染が確認されたのは4人目です。

厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは、ナイジェリアに滞在歴がある50代の男性です。

12月4日に入国した際、成田空港の検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて陽性反応が出たため、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析していました。

その結果、オミクロン株への感染が確認されたということです。

入国した当時、症状はなく、現在は医療機関で隔離されています。

厚生労働省は感染ルートを詳しく調べるとともに、ほかに濃厚接触した人がいないか確認を進めています。

これまでに国内で感染が確認されたのは、11月末に、ナミビアから入国した外交官の男性と、ペルーから入国した男性、それにイタリアに滞在歴のある男性に続いて、4人目です。