2021年11月1日
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新型コロナウイルスの第6波に備えて、千葉県松戸市は住宅の換気対策を調べる実証実験を行いました。
松戸市は、年末年始に増える家庭内での会食や、自宅療養者を家族がケアをせざるをえない場合などにどうすれば感染リスクを下げられるのか、換気の方法を調べる実験を千葉大学などの専門家とともに行いました。
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実験はモデルハウスの中で行われ、充満させた煙をウイルスの微粒子に見立てて、どのように換気すれば濃度を下げられるのか確認しました。
その結果、窓を1か所だけ開けた場合は数分たっても濃度は大きく変わりませんでしたが、2か所開けると大幅に下がり、空気が十分入れ替わったことがわかりました。
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調査チームのメンバーで、コンサルタント会社の橋本晴男所長は「年末年始にかけて親戚の集まりが増えると思う。窓を2方向開け、さらに窓に向けて扇風機を回すことでウイルスの飛沫を素早く薄めることができる」と話していました。
松戸市はこの実験の詳しい調査結果を11月下旬にホームページなどで公表することにしています。