WHO “1週間当たりの新規感染者
約97万人で日本が世界最多”

2022年7月28日

WHO=世界保健機関は7月27日、新型コロナウイルスの新規感染者数の報告書を発表しました。7月24日までの1週間当たりの新規感染者数は日本が、およそ97万人と世界で最も多くなっています。

WHOは、新型コロナウイルスの世界全体の新規感染者数の状況を取りまとめていて、7月27日、新たな報告書を発表しました。

それによりますと、7月24日までの1週間当たりの新規感染者数は、世界全体で660万7653人と前の週より3%減少しました。

新規感染者数は、世界全体でわずかに減少していますが、東アジアでは増加傾向が見られ、前の週に比べて、モンゴルはおよそ7倍、韓国は80%増えています。

また、日本も73%増えていて、新規感染者数は96万9068人と世界で最も多くなっています。

一方、アメリカは3%減って86万97人、ドイツは16%減って56万5518人などとなっています。

WHOは、各国から寄せられる情報には差があるとしていて、実際の感染者数は、さらに多い可能性もあるとしています。

WHOは、依然としてオミクロン株の「BA.4」と「BA.5」が、世界的に主流だとしていて感染対策を徹底するよう呼びかけています。