2022年7月22日
新型コロナの感染の急拡大を受け、岸田総理大臣は総理大臣官邸で日本医師会の松本会長と面会し、休日も診療を受け付ける発熱外来を増やすことなどの協力を求めました。
新型コロナの感染の急拡大を受け、岸田総理大臣は7月22日昼前、総理大臣官邸で日本医師会の松本会長と面会しました。
この中で岸田総理大臣は、発熱外来が受診しづらくなっている現状を踏まえ、休日も診療を受け付ける発熱外来を増やすことや、症状のある人などが受診前にみずから検査できるよう、発熱外来で抗原検査キットを無料で配布することに協力を求めました。
これに対し松本会長は「最大限協力したい」と応じました。
また岸田総理大臣は、発熱外来の受け付けを公表したり、自宅療養中の患者に電話で診療を行ったりした際の診療報酬の加算など、医療機関への財政支援策のうち、今月末が期限となっているものを、9月末まで延長する考えを伝えました。
面会のあと、松本会長は記者団に対し「医療従事者も感染したり、あるいは家族が感染したりして非常に人手が厳しい状況になっているが、地域の医師会に改めて協力の要請を出したい」と述べました。