マスク 外せるところでは外す
野外音楽フェス ロッキンが発表

2022年7月14日

8月、千葉市で開催される国内最大規模の野外音楽フェスティバル「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」を主催する事務局は、マスクの着用について、熱中症対策として「外せるところでは外す」というルールを設けることを明らかにしました。

「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」、通称「ロッキン」は毎年夏、茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」で開催されてきましたが、ことしは新型コロナの感染対策として、観客が密になりにくい千葉市中央区の「蘇我スポーツ公園」に場所を変えて初めて開催されます。

主催する事務局は7月13日、公式ホームページでマスクの着用について、ルールを設けることを明らかにしました。

具体的には「新たな感染者の増加、例年より早い梅雨明けに猛暑など、向き合わなければならない課題もある」としたうえで、熱中症対策のため「基本的にマスクを外せるところでは外す」としています。

そのうえで事務局は「国のガイドラインに準じたルールを運用し、熱中症の発症を抑え、コロナ感染のリスクも抑え、無事にフェスを成功させたい」としています。

千葉県知事「安全な計画を実施してもらいたい」

「ロッキン」の事務局が発表したマスク着用のルールについて、千葉県の熊谷知事は7月14日の記者会見で「主催者は長年しっかりとした運営をしており、安全な計画を実施してもらいたい」と述べました。

そのうえで「重要なのは参加者だ。事業者の思いや計画を十分に理解し、個々人が節度ある行動をとることによって、コロナ禍のなかにあっても音楽の火を絶やさないようにできる。しっかりとルールにしたがって、フェスを楽しんでほしい」と述べました。