新型コロナ 感染拡大の沖縄に政府の
「リエゾンチーム」派遣へ

2022年4月12日

新型コロナ対策をめぐり、松野官房長官は、沖縄の新規感染者数が増加傾向にあることから、総理大臣官邸や各省の幹部と直接連絡を取る、政府の「リエゾンチーム」を、4月12日から沖縄県庁に派遣することを明らかにしました。

沖縄県内では、新型コロナの感染者数が増加傾向にあり、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が全国で唯一500人を超えて最も多くなっています。

これを受けて、松野官房長官は閣議のあとの記者会見で、鹿沼均内閣審議官をトップに、内閣官房や厚生労働省の職員合わせて4人からなる、政府の「リエゾンチーム」を、4月12日から沖縄県庁に派遣することを明らかにしました。

「リエゾンチーム」は4月15日までの4日間、沖縄県庁に常駐するということで、現地で総理大臣官邸や各省の幹部と直接連絡を取りながら、迅速な情報共有などにあたるということです。

松野官房長官は「新規感染者数は全国的に下げ止まっており、今後の動向に注視が必要だ。特に沖縄県は10万人当たりの新規感染者数が増加傾向で推移し、全国で最も多い状況となっており、機動的な対応を可能とするよう緊密な連携を図っていきたい」と述べました。