9月の外国人旅行者
新型コロナ感染拡大以降初めて20万人上回る

2022年10月19日

9月に日本を訪れた外国人旅行者は新型コロナの感染拡大以降、初めて20万人を上回りました。

日本政府観光局によりますと9月に観光客を含めて日本を訪れた外国人旅行者は推計で20万6500人でした。

20万人を上回るのは2020年2月以来で、前の月に比べて3万6700人、率にして21.6%増えました。

9月7日に、3回目のワクチン接種を条件にすべての入国者に求めていた陰性証明書の提出の免除や、添乗員を伴わないツアーも認めるなど、新型コロナの水際対策が緩和されたことで、ビジネスや観光目的での入国が増えました。

国別では、
▽韓国が3万2700人、
次いで
▽ベトナムが3万900人、
▽アメリカが1万8000人、
▽中国が1万7600人となっています。

水際対策は、10月11日にさらに緩和されて、観光目的の個人旅行も解禁されたほか、さらに円安で、外国人にとっては日本への旅行が割安になっていることから、今後も外国人観光客の増加が期待されています。