官房長官 “外国人観光客
今後も感染状況踏まえ段階的に緩和”

2022年6月1日

新型コロナの水際対策では、6月1日から一日当たりの入国者数の上限が2万人に引き上げられました。
松野官房長官は、外国人観光客の受け入れ再開は地域経済にも効果があるとして、今後も感染状況を踏まえながら段階的に緩和を進めていく考えを示しました。

新型コロナの水際対策をめぐり、政府は6月1日から一日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げるとともに、一部の国や地域からの入国者には入国時の検査を免除するなど検疫措置を緩和しました。

これについて、松野官房長官は午前の記者会見で、「円安によるメリットを受けられるインバウンドの再開は、地域経済にとっても大きな意味がある。最大限の警戒感を維持しながら徐々に社会経済活動を回復していく」と述べました。

そのうえで、今後の水際対策について、「感染拡大の防止と社会経済活動のバランスをとりながら引き続き段階的な緩和を進めていく。検疫体制や防疫措置の実施状況などを勘案して、国内外のニーズや新型コロナの内外の感染状況、主要国の水際対策の状況などを踏まえながら適切に判断していく」と述べました。