「全国旅行支援」大型連休期間中を除き
新年度も実施へ 政府

2023年3月10日

旅行代金の割り引きが受けられる観光需要の喚起策「全国旅行支援」について、政府は、都道府県に割り当てた予算が続く範囲で、令和5年度も実施する方針です。

2022年10月に始まった「全国旅行支援」は、2023年1月以降、旅行代金の割引率を、それまでの40%から20%に引き下げて実施されています。

必要な予算は、国から都道府県に割り当てていますが、予算にまだ余裕があることから、観光庁は3月8日、各都道府県に対して、新年度以降も予算が続く範囲で、全国旅行支援を続けられると伝えました。

観光需要が高まる、4月29日から5月8日までの大型連休の期間中は対象外となり、地域によっては、初夏にかけて実施できるところもある見込みです。

割引の上限額は、
▽宿泊と交通機関での移動がセットになった旅行商品は、1人1泊当たり5000円
▽日帰り旅行や宿泊施設のみの利用は3000円となります。