10月の外国人宿泊者数 2021年の7倍近くに
水際対策大幅緩和で

2022年11月30日

10月、国内のホテルや旅館などに宿泊した外国人は観光庁の速報値で、延べ216万人となり、2021年の同じ月の7倍近くとなりました。

観光庁の発表によりますと、10月、国内のホテルや旅館などに宿泊した人の数は速報値で延べ4426万人となり、2021年の同じ月よりも38%の増加となりました。

このうち、日本人の宿泊者は延べ4210万人と2021年の同じ月より32.5%増えたほか、感染拡大前の2019年の同じ月と比べても5.8%の増加となりました。

また、外国人の宿泊者は延べ216万人で、2021年の同じ時期の7倍近くと大幅に増えました。

10月は、全国旅行支援が開始されたほか、外国人の個人旅行の解禁や短期滞在のビザ取得が免除されるなど、水際対策も大幅に緩和されたことが増加につながったとみられます。