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全国スーパー売り上げ
6か月連続で前年上回る 食料品が好調

2022年3月24日

全国の主なスーパーの2月の売り上げは、まん延防止等重点措置の適用などによるいわゆる巣ごもり需要で食料品の販売が好調だったことなどから、6か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

日本チェーンストア協会の発表によりますと、全国の主なスーパー、1万1792店舗の2月の売り上げは1兆171億円で、既存店どうしの比較で、前の年の同じ月より6.1%増加しました。

売り上げが前の年の同じ月を上回ったのは6か月連続です。

これは総菜や冷凍食品、麺類などを中心に売り上げ全体の70%余りを占める食料品の販売が、前の年より4.4%増加したことなどが要因です。

日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は「まん延防止等重点措置の適用などで自宅で食事をする人が多かった。自宅での食事が定着しているようで売り上げは大幅なプラスになったものの、物価の上昇などもあり、消費に力強さはない状況が続いている」と述べました。