西村経済再生相
宣言の効果表れるも感染高い水準 対策徹底を

2021年5月18日

新型コロナウイルス対策をめぐり、西村経済再生担当大臣は大型連休前からの緊急事態宣言の効果が表れてきているとする一方、東京や大阪などは依然として感染状況が高い水準だとして、感染対策を徹底するよう重ねて協力を呼びかけました。

西村経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、新型コロナウイルス対策をめぐり「今回は大都市部から周辺部、さらには移動を通じてそのほかの地域に広がっているので、何より大事なのは大都市部の感染を抑えることだ」と指摘しました。

そのうえで「大型連休中に厳しい措置をお願いし、多くの皆さんが自粛し、休業要請や営業時間の短縮に応じていただいた効果が少しずつ表れてきている」と述べ、大型連休前からの緊急事態宣言の効果が表れてきているという認識を示しました。

一方で「大阪も東京も『ステージ4』という非常に高い水準なので、ぐっと下げないと2週間後には、また医療がひっ迫することになる。ワクチン接種を含めて先が見えつつあり、我慢のしどころなので、ぜひ協力をお願いしたい」と述べ、感染対策を徹底するよう重ねて協力を呼びかけました。