国立科学博物館など5施設
休館継続へ
東京都の要請を受け

2021年5月11日

5月12日からの緊急事態宣言の延長に合わせて再開するとしていた、国立科学博物館など都内にある国立の5つの施設について、政府は、東京都からの要請を受けて、引き続き休館とすることを決めました。

4月25日からの緊急事態宣言で臨時休館している▼国立科学博物館、▼東京国立近代美術館、▼国立新美術館、▼国立映画アーカイブ、それに▼東京国立博物館の都内にある国立の5つの文化施設は、宣言の延長期間に入る5月12日から再開するとしていました。

一方、東京都は、宣言の延長後も、床面積の合計が1000平方メートルを超える博物館や美術館については休館を続けるよう要請していて、5月10日夜、文化庁に対し、特別措置法に基づき休館の継続を要請していました。

こうした中、政府は5月11日、都と協議を行った結果、都の要請を受け入れ、5つの施設について引き続き休館とすることを決めました。