大手デパート
営業時間など見直し
宣言の延長や範囲の拡大で

2021年5月10日

緊急事態宣言の延長や対象範囲の拡大に伴って、デパートなどへの休業要請の内容が変更されたのを受けて、大手デパートの高島屋と大丸松坂屋百貨店は、営業時間などの見直しを発表しました。

このうち高島屋は、東京と大阪の店舗について、営業の継続が認められている生活必需品の売り場について、5月12日以降、営業時間を延長します。

日本橋高島屋S.C.は午後7時半まで。

玉川高島屋S・Cと、立川高島屋S.C.、大阪店、堺店、泉北店は午後7時までとします。

タカシマヤタイムズスクエアは、これまでどおり午後7時までとします。

日本橋、玉川、堺の各店舗の専門店は午後8時までの営業とします。

また、休業要請が緩和される京都の京都店は午後7時まで、洛西店は午後6時半まで、それぞれ営業時間を延長します。

平日は全館で営業しますが、休日は食料品や生活必需品の売り場に限定します。

大丸松坂屋百貨店も、休業要請が緩和された京都と兵庫の店舗で営業態勢を見直します。

大丸京都店、大丸神戸店、大丸須磨店、大丸芦屋店は平日は全館で営業を再開します。

ただ、休日は食料品などの売り場を除き休業します。

営業時間はいずれも午後7時までです。

また、休業要請が継続されている東京と大阪の店舗について介護用品や一部の専門店の営業を再開します。

このほかのデパート各社も、5月12日以降の営業について自治体からの要請を踏まえて検討を進めています。