大阪府 吉村知事
“大型連休中は外出控え自宅で過ごして”

2021年5月3日

大阪で医療提供体制が危機的な状況が続いていることを受け、大阪府の吉村知事は5月3日、府民に対し大型連休中は極力外出を控え自宅で過ごすよう改めて強く求めました。また、吉村知事は5月11日が期限となっている緊急事態宣言について、感染者数の推移などを踏まえ、5月6日か5月7日に宣言の延長を国に要請するかどうか判断する考えを示しました。

大阪府の吉村知事は5月3日、府庁で記者団の取材に応じ「大型連休の期間中、医療従事者の皆さんがこの瞬間も命を救う活動をしていることに感謝申し上げたい。ただ、患者数が増えれば対応できなくなってくる。1人でも感染を減らすことが何よりも重要だ」と述べました。

そのうえで吉村知事は「府民には引き続き大型連休中の感染症対策の徹底をお願いする。人と人との接触で感染が広がるので、外出して人と接触することを控えてほしい。自宅で過ごすようお願いしたい」と述べ、府民に対し大型連休中は極力外出を控え自宅で過ごすよう改めて強く求めました。

また、吉村知事は5月11日が期限となっている緊急事態宣言について「宣言の効果が今週末くらいにうっすら見えてくると思うので、その中で判断したい」と述べ、感染者数の推移や医療のひっ迫状況を踏まえ5月6日か5月7日に対策本部会議を開いて宣言の延長を国に要請するかどうか判断する考えを示しました。