福島県いわき市の水族館などが、「コトクラゲ」という珍しい生き物を日本海で捕まえました。
コトクラゲは、鹿児島県や沖縄県の深い海にいます。体の大きさは15cmぐらいで、楽器のたて琴に似た形をしています。
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」はおととし、新潟県の水族館と一緒に佐渡島の海で調査をしていました。そのとき、深さ130mから140mの場所で、2匹のコトクラゲを捕まえました。水族館によると、日本の領海の日本海でコトクラゲが見つかったのは初めてです。
コトクラゲがいるのは、日本では神奈川県の相模湾ぐらいまでだと考えられていました。水族館は、もっと北の海にもいる可能性があると考えて、調査を続けると言っています。
コトクラゲはいわき市の水族館で見ることができます。