石川県は能登半島地震で大きな被害を受けました。避難している人は、15日に1万6000人以上いました。
石川県は、避難している人たちの具合が悪くならないように、ホテルや旅館などの「2次避難所」に行ってもらいたいと考えています。3万人が泊まることができる部屋を用意しています。15日までに、1083人が「2次避難所」に行きました。
しかし、まだ多くの人が自分の家や近くの避難所などに残っています。残っている人たちは、知らない場所に行くことが心配だなどと話しています。仕事や親の世話があるので行かないと話している人もいます。
専門家は「迷っている人には、水道がいつごろ直るかや、2次避難所でどんな生活ができるかなどを伝えることが大切です。将来家に戻りたい人のための情報も大切です」と話しています。