石川県珠洲市の長松千晴さんは、今月1日の大きな地震のとき、家族と一緒に家にいました。長松さんのおなかには赤ちゃんがいました。
津波の危険があったため、すぐに車で高い場所に避難しました。家が壊れてしまって、夜はずっと車の中にいました。
次の日、長松さんはおなかが痛くなって、ヘリコプターで金沢市にある病院に運ばれました。そして、女の赤ちゃんが生まれました。お母さんも赤ちゃんも元気です。
長松さんは「地震があって、病院に行くことができるか心配でした。たくさんの人に感謝しています。みんなに助けてもらって生まれたので、人とのつながりを大切にする子どもになってほしいです」と話しました。