大麻草という植物から作った薬は、ヨーロッパやアメリカではてんかんの治療などのために使っています。しかし、日本では法律で使うことができません。このため、患者などから使うことができるようにしてほしいという意見が出ていました。
6日国会で、法律を変えることが決まりました。新しい法律では、大麻草から作った薬を使うことができます。薬などを作るために大麻草を育てることもできます。
そして、若い人たちなどが治療などではなくて大麻を使うことを防ぐため、別の法律を変えることも決まりました。新しい法律では、大麻を「麻薬」だと決めました。今まで大麻を持ったり売ったりすることを禁止していましたが、使うことも禁止しました。